全日空(NH)と日本航空(JL)は4月20日までに、6月1日から7月31日までの発券分について燃油サーチャージの徴収額がゼロとなることを発表した。算出対象となる2020年2月と3月のシンガポールケロシン市況価格が平均で1バレルあたり50.62米ドルとなり為替も平均1米ドル108.53円となったことから、円貨換算額が5494円となって基準の6000円を下回ったため。
4月と5月の発券分については、対象となる昨年12月と今年1月のシンガポールケロシン市況価格が1バレルあたり76.08米ドル、為替レートが109.26円で、円貨換算額は8312円と2ヶ月で約34%も下落したことになる。
燃油サーチャージがゼロとなるのは2017年1月以来で、約3年半ぶりのこと。前回は2016年4月から10ヶ月間続いた。
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